陶芸 野焼き
野焼き NO.1 野焼き No.2へ
 これは陶芸教室で行った野焼きの画像です。普段は電気の窯で焼成しているので、ついつい焼成に対して関心が薄れてきます。直に火で焚かれることを経験することで、焼き物への興味も深く なっていくと思われます。この方法は藁を燃料にしています。No.2の方法より比較的広い場所が必要です。手間はかかりますが、直に炎で焼かれていることを体験 できると思います。
 焼成時間は約5時間~6時間必要です。今回は、薪が沢山入手できましたので、少し派手に炎を出して焼成しました。次のページでは、窯を作り、籾がらを使用した焼成方法をご紹介しています。
野焼き
1 煉瓦を畳み一畳程度の広さで並べてゆきます。煉瓦と煉瓦の間にこぶし大の隙間をあけ、空気の通り道をつくり上に金網を広げます。薪を燃やし、しっかりと炭火を作ります。
野焼き
2 出番を待つ作品達です。しっかりと乾燥させます。
野焼き
3 作品を藁でくるむことにより、緋色を出しやすくする事と、作品を保護しま
す。
野焼き
4 炭火の上に湿った藁と乾いた藁を交互に置き、途中作品を詰めます。
煙が目にしみます。がまん 、がまん。
野焼き
5 山形に藁を積み上げ、木綿などの布を水で濡らして、藁山を覆います。隙間が空かないよう注意します。(この写真のみ1998年の画像です)
野焼き
6 濡れた新聞紙で全体を覆った様子です。 
野焼き
7 布や新聞紙に焦げ目がついてきたら塗れた新聞紙を貼り重ねていきます。この作業を3時間程度続けます。
野焼き
8 新聞紙を1枚1枚濡らしている様子です。
野焼き
9 すこしずつ空気をいれながら藁を燃やしきります。
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薪を追加し一気に温度を上げていきます。
野焼き
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薪が燃え切った後、藁を投入し、煤を飛ばしきります。
野焼き
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翌日の天気が悪かったため、作品を取り出します。冷め割れに気を付けます。