<技法・かや目>
かや目による、下絵具の発色データです。元の素地の影響も多少受けますが、白化粧のため発色は鮮やかです。混色、重ね塗りも可能です。
白化粧に描かれる、下絵具は非常に鮮やかです。
酸化焼成のバリエーションです。
益子6は黄瀬戸に比較しやや下絵が動きます。カップなどの下絵は留意してください。
灰2と3号透明釉の違いです。灰2の素地がやや濁っています。
オリジナル下絵具は重ね塗りすることができます。混色も可能です。
磁土化粧では白く、信楽化粧では黄味を帯びています。
下絵具の濃淡は、焼成後おおよそ反映します。
信楽土の蚊帳目も雰囲気がありますね。
かや目の時は、磁土化粧は素焼き前にも素焼き後にも施していただけます。信楽化粧は素焼き後施すと剥落します。
釉薬は全て筆塗りで色分けています。
オリジナル下絵具見本
画像では少しわかりにくいですが、素地が信楽土でも、かや目の表情は出ています。
素地の山土と鮮やかな下絵具の対比が効果的です。
マスキングされた素地とのコントラストも面白いですね。
呉須での絵付けです。かや目の網目の表情がいいですね。
20秒ほど水に浸けた器に、新聞紙でマスキング
刷毛で一気に化粧を塗ります。
化粧が乾いたら、かやを剥がします。